ガス給湯器は自分では交換できません。
ネットで購入し、専門の業者に取り付け工事を依頼するようにしましょう。
お湯が急に熱くなったり、あるいは冷たくなったりと不安定な場合、そろそろ給湯器の寿命が来ているのかもしれません。
台所やお風呂での同時使用により、お湯の出が悪くなるのは給湯器の性能(号数)による違いのケースが多いですが、設定温度どおりにお湯が出ない場合は故障している可能性があります。
ガス給湯器の寿命は10年程度といわれていますが、内部は精密機器で制御されていますので、どこかの部品が壊れていたり、内部にほこりがたまっているケースもあります。
修理で済めばそれに越したことはないですが、古い型式の場合、すでに部品の生産が終了になっているケースも多いので、できるだけ新品に交換してもらった方がよいでしょう。
給湯器の交換には、資格を持った専門業者に依頼する必要があります。ご利用されているガス会社に連絡すれば対処してくれるかとは思いますが、数十万円程度のかなり割高な価格になってしまうケースが多いです。
できるだけ、ネット上で給湯器の価格と工事費を見積もってもらい、格安に購入することをおすすめします。ネット通販の場合、「本体の購入+工事費」で格安に見積もってもらえますので、全国対応のショップで依頼されてみるのがよいでしょう。
■→ 格安ガス給湯器の購入方法
~ 本体価格の相場 ~
ガス給湯器にはリンナイやノーリツ、パロマ、あるいはコロナといった製品がありますが、台所や風呂、設置場所、あるいはエコキュートなどのタイプによって価格に違いがあります。
概ね、3万円~20万円程度の幅がありますが、たいていは10万円前後のケースが多いです。まずは、自分が現在利用している給湯器の型番とメーカーを調べ、号数と設置タイプ、排気方法を調べてみるのがよいでしょう。(壁掛タイプ:24号など)
調べ方は、本体や取り扱い説明書を見れば、号数や型番、メーカー名、あるいはシリーズ名(リンナイ:ユッコなど)は記載されています。取説をなくしてしまった場合は、リンナイなどのメーカーのサイトで型番から調べるのが確実ですが、古いタイプは掲載されていないこともあるので、メーカーに電話で聞いてみるのもよいでしょう。
~ 工事費の相場 ~
全国対応での工事の場合、一律料金となっているケースが多く、2万円~5万円程度を見ておいた方がよいでしょう。その際でも、本体を購入したところで依頼する方が安くなるケースが多いです。
本体のみを購入して、お住まいの地域の工事業者に依頼することも可能かと思いますが、別々に依頼すると結局は割高になるケースが多いですし、工事業者との間で手違いがあった場合、本体は購入したものの、設置することができない状況になるリスクもあります。
「本体購入と工事」は同じ業者で依頼することをおすすめします。